2011年1月9日日曜日

3DCG におけるリニアワークフロー その2

前回は、3DCG におけるリニアワークフローとは何かということを書きました。これを踏まえて、modo におけるリニアワークフローについて、具体的な方法をまとめておきます。前回も今回も、リニアワークフローの記事をまとめるにあたっては、modo mode Takumi さんがウェブサイトで提供してくれた情報を全面的に参考にしています。そちらの情報が無ければムリ、、、Takumi さんには、心より感謝いたします。

さて、前回、3DCG におけるリニアワークフローとして、次のようなことが必要と書きました。

1. テクスチャのリニア化
2. 環境のリニア化
3. 適切な状態での書き出し

これを踏まえて、具体的な手順をまとめます。と、その前に、私の環境ですが、iMac で現時点では最新のMac OS X v10.6.6(Snow Leopard)を使っています。modo も最新の501 です。Mac は、Leopard までは、デフォルトのガンマ値が1.8 でしたが、Snow Leopard 以降は、2.2 になっています。


テクスチャのリニア化

まず、テクスチャとしてiPhone 4 で撮影した写真を準備。



また、Photoshop CS5 で作った画像も用意しました。jpg で保存しています。



両者をmodo に取り込んで、Planar ではりつけてレンダリングした結果をRender Frame で確認。Render Frame のガンマは、2.2です(Mac 版のmodo ではデフォルト)。iPhone で撮った写真は明るく見えます。



デジカメで撮った写真のガンマ値は、大体2.2 なので、それを踏まえてガンマ逆補正(すでにガンマが加わったものをリニアに直す作業)を行います。Shader Tree で、Image Map を選び、ガンマ値を、デフォルトの1.0 に対して、「1/2.2」と入力します。



再びレンダーし、Render Frame で確認。画像の明るさが適切に調整されたことがわかりますね。



ちなみに、Photoshop で作った画像は、ガンマを1/2.2 にすると、レンダーしたときに元よりも暗くなります。元々、パソコン上で作ったものなので、補正は必要ないということかな、、、


テクスチャのリニア化のまとめ

テクスチャに適切なガンマ補正を行うためには、まず、そのテクスチャのガンマを調べ、modo のImage Map のプロパティで、「1/ガンマ値」と入力するという流れになります。

今回は、デジカメで撮った写真を使ったため、ガンマが2.2 であると想定し、modo 上で補正しました。では、ネットで入手した画像や、いつの時代のパソコンで作られたかわからないようなデータの補正をするときに、どのようにしてガンマ値を調べるか。その方法は残念ながら無いようです、、、

次の記事では、環境のリニア化についてまとめてみます。

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